厚生労働省は20日、「地域医療構想に関するワーキンググループ」を開催し、地域医療構想調整会議の活性化に向けた方策を話し合った。公立・公的病院と民間病院が競合する場合の調整の在り方や地域医療構想アドバイザーの役割などで議論となったが、話し合いが重要であることが共有された。【大戸豊】
「地域医療構想アドバイザー」は、今年5月の同ワーキンググループで提案されたもので、都道府県の地域医療構想の進め方について助言したり、地域医療構想調整会議に出席して議論を活性化させる役割を担うとされており、今後都道府県の推薦を踏まえて国が選定する予定だ。
今回、静岡県内の地域医療構想調整会議などでアドバイザーを務めてきた浜松医科大学医学部附属病院の医療福祉支援センターの小林利彦氏が参考人として取り組みを説明した。
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