これまで医師の世界は専門特化、スペシャリスト志向で進んできました。ここに来て、総合診療医等のジェネラリストの視点の重要性が見直されていますが、スペシャリストを目指す傾向が依然として残っています。医学が高度化・細分化する中でスペシャリストの価値は論を待ちませんが、スペシャリストの姿勢を追求し過ぎると、他科や他の専門分野との接点が少なくなるリスクは否定できません。ましてや、医学の外に目を向ける機会はグッと減るかもしれません。
(残り1658字 / 全1870字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】