【医療法人社団博友会 金沢西病院 事務長 森昌秋】
【はじめに】
金沢西病院は石川県金沢市にある開設46年目の地域密着型の病院です。
私は事務管理の立場で病院運営に携わっています。
事務長を拝命して今年で5年。当院がこれからも選ばれ続ける病院であるためにも、自身が病院経営・運営に貢献できる事務長でなければいけない。ここで一度原点に帰り、自身の役割を再確認することで、力強く歩み出せないかと考えました。
そこで、私自身が考える病院事務長のあるべき姿と、院長や看護部長、病院幹部職員が事務長に求めていることはマッチしているのか、他病院の“同志”と意見交換を進める中で、その答えが見えてきました。そのことについて、考察も加えながらご紹介したいと思います。
いまひとつイメージがわきにくい病院事務長の日常を少しでも身近に感じていただき、何かヒントになれば幸いです。
【考察に至るまでの5つの視点】
(1)どんな人が事務長になっているのか
(2)事務長の仕事の振り返り
(3)私が考える病院事務長のあるべき姿
(4)院長、看護部長等が期待する役割とのマッチング
(5)他病院事務長からのヒアリング(県外)
(残り2103字 / 全2600字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】