中央社会保険医療協議会(中医協)が11日に開いた総会で、厚生労働省は、救命救急センター(センター)の充実段階評価に応じた加算の見直しを提案した。新しい充実段階評価が来年度にも適用されるのを見据えたもので、同省医政局の佐々木健・地域医療計画課長は、一連の見直しで「(二次救急医療機関などとの)役割分担が進んでいけば」と述べた。【佐藤貴彦】
三次救急医療を担うセンターの体制の整備状況などを、厚労省では毎年度、3段階で評価してきた(充実段階評価)。ただ、ほとんどのセンターが最高のA評価で、実績などが十分に反映されていないとの指摘があることから、評価項目や基準を見直して来年度から適用する方向で検討を進めている。
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