中央社会保険医療協議会(中医協)が27日に開いた総会では、厚生労働省が診療報酬に関連する「事務の効率化・合理化」と「情報の利活用」について対応案を示した。委員は方向性について合意したが、レセプトへの郵便番号やカタカナの記載を求める対応策などについては、診療側と支払側の意見が分かれた。【大戸豊】
■施設基準の届け出、将来的にオンライン化目指す
事務の効率化・合理化に関しては、▽施設基準の届け出項目や手続きの合理化▽各種様式の内容や必要性についての精査▽レセプトの摘要欄へのフリーテキスト形式での記載や資料添付に関する負担の軽減-の3つがテーマとされた。
(残り1468字 / 全1743字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】