厚生労働省は26日、地域医療構想に関するワーキンググループ(座長=尾形裕也・東大政策ビジョン研究センター特任教授)に、医療機関が病棟ごとに担っている役割などを都道府県に報告する病床機能報告制度で、在院期間に着目した手法などを2018年度から導入し、報告を精緻化する案を提案したものの、一部委員から反対され、精緻化手法を見直して再提案することになった。【君塚靖】
この日の会合では、都道府県が構想区域単位で地域医療構想の達成に向けて開催している「調整会議」について、国が定期的に確認する事項に、17年3月末までに策定が完了している新公立病院改革プランを踏まえて構想区域ごとの公立病院の担うべき役割を検討しているかなどを追加することが了承された。
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