厚生労働省の「全国在宅医療会議」(座長=大島伸一・国立長寿医療研究センター名誉総長)は15日に2回目の会合を開き、在宅医療の推進に向けて重点的に取り組むべき分野(重点分野)や、同会議の関係者ごとの役割などをおおむね取りまとめた。同会議は委員34人で構成する。この日の会合で、代理出席した参考人や厚労省の担当者を含めて28人が、所属する団体などの今後の取り組みについて発表したが、関係者の多さに苦言を呈する委員もいた。【佐藤貴彦】
同会議は、在宅医療の推進に向けて在宅医療提供者と学術関係者、行政が連携するためのもの。昨年7月に初会合を開いた後、ワーキンググループ(WG)を設置し、重点分野や関係者ごとの役割について検討してきた。
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