華美で過大な設備を持っていたり、高額な家賃を求めたりするサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)には、補助金を支給しない―。国土交通省は今年4月以降、補助金の対象となるサ高住の要件を厳格化することを決めた。【ただ正芳】
国交省では、サ高住を、▽住居部分の床面積が30平方メートル以上あり、トイレや浴室、台所などの基本設備を備えた「夫婦型」▽既存の物件を消防法などに従って改修し、活用する「既存ストック型」▽小規模多機能型居宅介護事業所などを併設した「拠点型」―などに分類。その上で、「夫婦型」には一戸当たり135万円、「既存ストック型」には一戸当たり150万円、「拠点型」には一施設当たり1200万円をそれぞれ上限に補助金を支給している。また、上記の条件に合致しないサ高住(一般型)も、一戸当たり120万円まで補助金が支給される。
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