厚生労働省の「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ」(WG)は3日、初会合を開いた。この日は、厚労省が在宅医療の充実や医療連携体制、介護サービスとの整合性についての課題などを提示。特に医療連携体制については、現状把握や評価のための指標が在宅療養支援診療所の数など、ストラクチャー(構造)が中心である点が課題とし、訪問診療を受けた患者数といった実績に関する指標の充実などを論点として掲げた。【ただ正芳】
WGは、次期医療計画の作成指針などを検討する「医療計画の見直し等に関する検討会」の下に設けられた。特に在宅医療の充実や介護との連携などのテーマについて集中的に議論し、9月末までには意見を取りまとめ、同検討会に報告する。
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