今月1日、認知症の男性が徘徊中に列車にはねられて死亡した鉄道事故をめぐり、JR東海が男性の家族に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁は家族に賠償を命じた2審の名古屋高裁判決を破棄する判決を言い渡した。概して好意的に受け止められているこの判決について、淑徳大の結城康博教授は、「むしろ、新たな課題が浮き彫りとなった側面もある」と指摘する。結城教授に話を聞いた。【聞き手・ただ正芳】
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