東日本大震災で被災した病院を中心に、既存の設備を活用するなど“創意工夫”を凝らした災害対策が進んでいる。災害時に実際に患者を受け入れた東北大病院では、誰が見ても保管場所と内容が把握できるように備蓄倉庫のレイアウトを変更。山梨大医学部附属病院では、災害時にトリアージスペースに転用可能な立体駐車場を整備したほか、トイレやかまどとして利用できるベンチを設置し、緊急避難場所として利用可能なスペースを確保している。【新井哉】
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