【善衆会病院 地域医療連携室長 舘野晃一郎】
前回の改定では当初、周りの様子をうかがいながらケア病棟への転換を検討する病院も多かったように感じます。最近私の周りでは、既に届け出たり、具体的に届け出時期が決まったりしている病院の話をよく耳にします。また導入した病院では、特にベッドコントロールに苦戦している病院もあるようです。ベッドコントロール機能をどの部署が、どのように運用するかで、特にケア病棟の稼働率も大きく変わってきます。当院では、それまで看護部が担当していたベッドコントロール機能を、地域医療連携室に移行しました。14年度はまずケア病棟(57床)を移し、15年度には他の3病棟すべてを移管しました。これにより、稼働率がアップしています。今回は当院のケア病棟についての取り組みを2回にわたりお伝えします。
図1 善衆会病院と地域医療連携室のプロフィール
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