厚生労働省は、昨年10月11日に実施された第18回介護支援専門員実務研修受講試験の結果を発表した。13万4539人の受験者に対し、合格者は2万925人で、合格者数は過去最低となった。受験者数は昨年に比べて4万人余り減少した。合格率は15.6%だった。第1回試験からの累計の合格者数は65万504人となった。【ただ正芳】
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合格者の職種別では、「介護福祉士」が1万3205人で最多となり、全合格者の63.1%を占めた。次いで多かったのは「看護師、准看護師」(2392人)。以下は「相談援助業務従事者・介護等業務従事者」(2281人)、「社会福祉士」(1713人)、「理学療法士」(894人)、「作業療法士」(478人)、「栄養士(管理栄養士を含む)」(445人)、「保健師」(428人)などの順となった。 受験者数が昨年度に比べて大幅に減少した理由について、厚労省では、「今回の試験から制度が変更になったため、昨年度に駆け込み受験があったためではないか」(老健局振興課)としている。
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