新年が幕を開け、診療報酬改定まで残り3カ月を切りました。中央社会保険医療協議会(中医協)は今月中旬にも、塩崎恭久厚生労働相の諮問を受け、改定案の取りまとめに着手します。その前に改定の要点を復習しておきましょう! |
同省は、 ▽ A項目2点以上かつB項目3点以上▽A項目3点以上▽M項目1点以上 ―のいずれかを満たせば、「重症者」とすることを提案しています。これに伴い、該当する患者数も増えるため、今後の焦点は重症患者の割合(現行は15%以上)です。同省は、22-28%に引き上げた場合の試算を示しており =図= 、この範囲内で決まりそうです。25%以上が軸となるでしょう。
◇【中医協】看護必要度に「M項目」新設―厚労省が提案、基準引き上げの試算も
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