今年4月の介護報酬改定は、実に9年ぶりのマイナス改定となった。報酬全体の削減幅はマイナス2.27%だが、この数字から介護職員を対象とした処遇改善加算の充実分を差し引けば、マイナス3.92%。事実上、史上最悪のマイナス改定となった。さらに8月には、2000年の介護保険制度開始以来、維持されてきた「自己負担1割」が変更となり、一部の利用者の自己負担が2割に引き上げられた。それぞれの内容と、制度始まって以来の厳しい報酬や制度変更がもたらした影響を振り返る。【ただ正芳】
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