昨年度、東京都内の病院が都に報告した病床機能と、その病床が算定する診療報酬との間にばらつきがあることが、都の分析結果で分かった。同じ入院料を算定する病床でも、機能が大きく異なる場合もあった。がん患者らを対象とした「緩和ケア病棟入院料」では、長期療養の機能を担う「慢性期」が54.7%で最多だったが、高度な医療を提供する「高度急性期」と一般的な入院医療に当たる「急性期」が残りの4割強を占めた。【敦賀陽平】
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