【国家公務員共済組合連合会横浜南共済病院顧問 松岡博】
今回は、横浜市のA病院のデータを基に、地域における連携について考えてみる。これはあくまで事例病院のデータを基に行ったものであり、医療資源の状況、人口数、受療率等、医療需要は地域ごとに異なるため、すべての地域に当てはまるわけではないことをお断りしておく。
まず、対象病院の実際の診療圏を把握するため、外来受診患者分布を地図上にプロットした※=図1=。
※半年間の外来受診患者を「××町○丁目」といった区域ごとに集計。外来患者人口比率=外来受診患者数/各区域の人口数で算出し、地図にプロットした
図1 A病院の外来受診患者分布図
次回配信は8月21日5:00を予定しています
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