昨年6月審査分として審査決定された診療報酬明細書(レセプト)の中で、同年4月の診療報酬改定で新設された「月平均夜勤時間超過減算」が約300回算定されていたことが、厚生労働省の「社会医療診療行為別調査」で分かった。【佐藤貴彦】
同減算について日本看護協会は、看護職員の労働環境を整備しなければ患者の安全を守れないなどとして廃止を要望(「算定ゼロ」の夜勤超過減算廃止を)。一方、次の診療報酬改定に向けて議論する中央社会保険医療協議会では、病院団体から推薦を受けた委員などが、相次いで継続を主張している(【中医協】夜勤超過減算の病院ゼロに異議)。
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