厚生労働省は10日、中央社会保険医療協議会(中医協)の総会に、地域包括ケア病棟をめぐる課題として「骨折・外傷に対するリハビリテーション」を目的に入院する患者が特に多いことなどを挙げ、病態がより複雑な患者や在宅復帰が困難な患者の診療に関する評価のあり方などを、2016年度診療報酬改定に向けて検討するよう提案した。さらに、急性期・回復期・慢性期で、それぞれ在宅復帰をさらに進めるため、在宅復帰を支援する病院内の体制などについても検討を促した。【佐藤貴彦】
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私たちは地域包括ケア病棟を選んだ(2015/06/11)
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