厚生労働省は20日、社会保障審議会介護給付費分科会(分科会長=田中滋・慶大名誉教授)に、今年度の介護従事者処遇状況等調査の対象に事務員・調理員などを加える案を示し、了承を得た。これまでは介護・看護職員、リハビリテーション専門職など介護に直接かかわるスタッフが対象だったが、厚労省は事業所全体の給与水準を把握したい考えだ。また従事者全体の給与水準を探るため、採用1年以内の従事者も対象に加える。調査実施は10月。【丸山紀一朗】
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