在来線の乗客を合わせると、1日12万人余りが利用する西日本を代表する巨大ターミナル、JR新大阪駅―。飲食店などが建ち並ぶ駅3階の一角に今年9月、駅ナカ薬局の2号店がオープンした。
広さは約70平方メートル。店内には2000品目の処方薬のほか、1500種類に上る一般用医薬品と雑貨、12品目の薬局製剤やサプリメントも並ぶ。また、薬剤師3人と登録販売者2人が常勤し、年中無休で薬の相談にも応じる。
出張の利用者が多い新幹線のターミナル駅への出店に、社内では反対意見もあったという。だが、開店から2か月余りが経った今、その懸念はすっかり消えた。
「10月の処方せんは335枚で、当初の見込みを上回っています」。同社の西日本薬局事業本部・新業態第二事業部の島田大亮部長はこう胸を張る。
(残り1496文字/全2033文字)
(残り1522字 / 全2053字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】