【医療法人社団南星会理事長 島田栄治】
前回は高額医療機器導入に際しての基本的な考え方についてお伝え致しました。今回は、もう少し踏み込んで、費用対効果についてお伝えしたいと思います。簡単に言えば、導入することで得られる収入(検査料)が、導入するために発生する初期費用と稼働時に掛かる維持費用、つまり支出を上回るのかあるいは下回ってしまうのかということです。あくまでも経営的に検査単体で検討した場合ですが、収入が支出を上回れば増収となります。下回れば当然ですが減収となります。
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