【フロンティアファーマシー ファーマシー事業部長 前田桂吾】
前回、在宅医療は「生活に溶け込む医療」を提供することが大切であると書きました。今回は、その具体例を挙げて説明したいと思います。
▽併用薬・残薬の確認(処方日数の調整)
▽服薬状況・身体状況(食事・睡眠・排泄・運動など)の確認
▽疼痛・呼吸苦・医療用麻薬の効果や副作用の確認
▽薬剤の保管・管理の確認・指導
▽患者・介護者のニーズの把握、情報提供
▽患者さん・家族の思いの傾聴 ―といったことをそれぞれの状態やニーズに合わせて行います。
ここで重要になるのが、われわれ薬剤師の仕事を「生活に溶け込ませる」視点です。
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