【株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン アソシエイトマネジャー 古谷満希恵】
急性期病院として生き残るには、よりたくさんの手術を行っていくことが重要だとの認識が現場で高まり、最近では手術室の分析を院内で行う病院が増えている。分析結果を「手術室運営委員会」などに提出するケースもあるが、実際には数字の読み上げなどに終始し、改善に向けて議論したり、アクションを決定できたりしている病院は少ないように感じられる。
踏み込んだ議論をできないのはなぜだろうか―。
今回からは、改善に行き詰まった病院と、うまくいった病院のケーススタディーを交えて改善活動の実際を考えてみよう。
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