多くの技術や知識の習得が求められる医師だが、その教育に足りないものは何か―。東京慈恵会医科大麻酔科の松本尚浩氏は10年ほどの間、医療者教育に力を入れてきたが、医局が機能不全を起こしていたり、チーム医療が注目されていても、効果的な話し合いや結果を出すための方法が確立されていなかったりすることに歯がゆさを感じていた。連載では、能力開発プロジェクトとデブリーフィングに焦点を当てつつ、医師を育てるために効果的なマネジメントとは何かを考えてみたい。【大戸豊】
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