【株式会社MMオフィス代表取締役 工藤高】
2012年度の診療報酬改定では、一般病棟7対1入院基本料で看護必要度を満たす患者割合が10%から15%に引き上げられた。また回復期リハビリテーション病棟入院料では、在宅復帰率と人員配置や患者の重症度、退院時の改善要件を厳しくした“スーパー回復期”と言える13対1看護の回復期リハビリ病棟1(以下、回リハ1)が創設された。これらの改定内容は、医療の質・アウトカムに対し、より重きを置く評価となり、将来的な病院・病棟の機能分化の布石的な意味合いもあると考えられる。おそらく次の14年度改定においても、この流れはますます加速するに違いない。
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