中央社会保険医療協議会(中医協)の調査実施小委員会は9月7日、厚生労働省が2009年度に実施した医療経済実態調査(医療実調)のデータの信頼性に問題はないとの見解で一致した。今年度の医療実調が東日本大震災の被災地へ誤送付された問題を受けて、同省が検証作業を行い、結果を了承した。検証結果は、同小委が次回の中医協総会へ報告する。
その結果、調査票の回収段階などでミスがないようにダブルチェックしている点や、集計用入力済データを再集計した数値が、公表されている結果と一致していることなどを確認。その上で同省は、今年度の調査が確実に行われるように、みずほ情報総研に対して事務処理ミスが発生しないよう指導していくと結論付けた。
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