中央社会保険医療協議会(中医協、会長=森田朗・東大大学院教授)は9月7日の総会で、継続審議となっていた医療機器2件の保険適用を了承した。保険収載は10月1日付。
この2件については、前回の8月24日の総会で、診療側の委員がエビデンスの説明が不十分と指摘し、追加資料を厚生労働省側に請求。7日の総会では、同省がそれぞれの有用性を示す論文を紹介した。
資料提出を求めていた安達秀樹委員(京都府医師会副会長)は、「総会で承認する以上は、その特性と、従来のものと比べてどこが優れているかについて、今後もこのように(資料を)付けてもらえればありがたい」と提案。嘉山孝正委員(国立がん研究センター理事長)もこれに賛同した。
(残り0字 / 全423字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】