8日に発生した宮崎県日向灘を震源としたマグニチュード(M)7.1の地震により、気象庁は今後1週間以内に大規模な地震が発生する可能性が高まっているとして「南海トラフ地震臨時情報」(巨大地震注意)を発表した。同県や四国南部の沿岸地域など想定震源域にある医療機関では、万が一の巨大地震の発生に備えている。【渕本稔】
災害拠点病院である宮崎県済生会日向病院(門川町)では、発災後30分以内に災害対策本部を立ち上げた。患者や職員、建物などへの被害はなく、職員の出勤状況を確認した上で通常の診療体制を継続することを決定した。
災害対策本部は同日19時時点で解散したものの、余震などの情報収集を行うとともに、
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