政府は2日、新たな感染症の発生を想定した行動計画を閣議決定した。「準備期」「初動期」「対応期」の3つのフェーズごとに、「医療」「治療薬・治療法」「物資」など13の対策を整理した。【兼松昭夫】
2013年に作られた感染症対応の政府行動計画を抜本的に見直すのはこれが初めて。新型コロナウイルス感染症の反省を踏まえ、新型インフルや新型コロナ以外を含む幅広い感染症の発生を念頭に「準備期」の取り組みを特に充実させた。
新たな政府行動計画によると、「初動期」には厚生労働省が感染症の発生を公表し、政府が「対応期」にかけて基本的対処方針に基づき政策を打ち出す。
「医療」では、
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