厚生労働省は15日、出産費用（正常分娩）への保険適用も視野に入れ、妊産婦らの支援強化策について議論する有識者検討会を設置することを社会保障審議会の医療保険部会で報告した。【松村秀士】

　新たな検討会は、厚労省とこども家庭庁が連携して立ち上げる。厚労省の担当者は部会の後、「夏までに初会合を開催したい」と述べた。

　検討事項は、妊娠期・産前産後に関するさらなる支援強化策のほか、医療保険制度での支援や周産期の医療提供体制の在り方など。

　構成メンバーは、医療や自治体の関係者、保険者に加え、当事者の立場の人や学識経験者らとなる見通しで、必要に応じて実務経験者にも出席してもらう。

　この日の部会では、

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