特定の地域や診療科への医師の偏在解消を巡り、武見敬三厚生労働相が「規制によって管理しなくてはならない」などと発言したのを受けて、日本医師会の松本吉郎会長は17日の定例記者会見で「まずは医学部入学定員の地域枠の活用を進める取り組みが重要ではないか」と述べ、規制による管理は慎重に検討する必要があるとの認識を示した。【渕本稔】
武見氏は7日、NHKの「日曜討論」に出演し、医師の偏在を解消するための対応として地域の医師数の割り当てに言及し、前例に囚われることなく規制的な手法も含めて対応を検討する必要があるとの考えを示した。
松本氏は、17日の記者会見で武見氏の発言への受け止めを問われ、
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