日本慢性期医療協会(日慢協)の橋本康子会長は11日の記者会見で、療養病棟での経口摂取推進について、2024年度診療報酬改定後に推奨される医療プロセスを紹介した上で、「摂食嚥下機能回復体制加算1」の算定要件を緩和し、アウトカム評価を促進すべきだと提言した。【栗原浩太】
24年度の診療報酬改定では療養病棟での中心静脈栄養について、広汎性腹膜炎や腸閉塞など一部の疾患を除き、治療開始から30日を境に医療区分が見直されることになった。また、療養病棟に入院中の患者に対し、新たに経腸栄養を開始した場合に、一定期間算定可能な「経腸栄養管理加算」(1日につき300点)が新設される。
橋本氏は、
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