日本病院会の相澤孝夫会長は19日の定例記者会見で、病院からの看護師の流出に歯止めを掛けるため、夜勤の負担を軽減したり、事務作業を効率化して本来業務に集中できるようにしたりする働き方改革が必要だという認識を示した。【兼松昭夫】
看護師の不足を訴える声は各地の病院から届いていて、採用が進まず病棟閉鎖に追い込まれるケースもあるという。
相澤氏は会見で、「看護業務が多様化しているのにもかかわらず人数が増えず、(1人当たりの)負荷がさらに大きくなる。マイナスのスパイラルになっている」などと述べ、業務の負担増を背景に、看護師の病院離れが進んでいるという見方を示した。
さらに、
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