四病院団体協議会は25日の総合部会で、病院の経営状況などをテーマに議論した。各団体の関係者からは、新型コロナウイルス感染症に係る補助金の支給がなくなれば経営が非常に厳しくなるとの意見が出たほか、物価高騰などが続けば2024年ごろに倒産する病院が相次ぐのではないかという懸念の声も上がった。【松村秀士】
幹事団体である日本精神科病院協会の野木渡副会長が、部会後の記者会見で明らかにした。
この日の部会では、日本医療法人協会が約1,000カ所の民間病院の経営状況(速報値)に関する資料を提示した。それによると、22年度の医業収益に対する医業利益の割合を示す「医業利益率」は、急性期の一般病院がマイナス1.2%で前年度よりも1.4ポイント低下。慢性期の療養型病院は
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