日本医師会の松本吉郎会長は20日の定例記者会見で、物価高騰や賃金上昇の影響が医療機関や介護事業所の経営に及んでいるとして、政府が秋に取りまとめる経済対策に緊急支援策を盛り込むよう近く求める方針を明らかにした。【兼松昭夫】
四病院団体協議会や全国老人福祉施設協議会などと連名で、武見敬三厚生労働相宛てに提出することを想定しているという。松本氏は、2024年度に行われる診療報酬や介護報酬の同時改定でも物価高騰や賃金上昇に対応するよう引き続き求める考えも明らかにした。
経済対策は、岸田文雄首相が13日の内閣改造後の記者会見で、関係閣僚に柱立てを行うよう月内に指示する方針を表明した。
それを受けて松本氏は20日の会見で、
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