日本看護協会は、病院に勤務する看護師の賃金水準に関するデータをホームページ上に掲載した。7つの設置主体別の集計で、大卒看護師の初任給(基本給の平均額)が最も高かったのは健康保険組合など「社会保険関係団体」(37病院)の22万5,702円で、最低は「公益法人」(94病院)の20万4,126円だった。【兼松昭夫】
「社会保険関係団体」の看護師の基本給は、「新卒(高卒+3年課程卒)」と「勤続10年(31-32歳の非管理職)」でも最も高く、それぞれ21万6,178円、28万950円だった。
ただ、「新卒(高卒+3年課程卒)」の初任給は分布が広く、37病院での最高額は23万8,000円、最低額は14万9,100円と9万円近い差がある。最低額の14万9,100円は、
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