厚生労働省の「社会医療診療行為別統計」(2022年)によると、医療機関の「かかりつけ医機能」への評価とされる診療報酬のうち、「地域包括診療料」は同年5月診療分(6月審査分)のレセプトの集計で計7,780回算定されていた。前の年の同じ月に比べ4.7%減った。【兼松昭夫】
社会医療診療行為別統計によると、22年5月診療分での算定は、外来を中心に行う医療機関向けの地域包括診療料1(月1回1,660点)が5,842回(前年同月比6.1%減)、診療料2(同1,600点)が1,938回(0.2%減)。地域包括診療料全体では7,780回で、前年同月から381回(4.7%)減少した。
一方、「地域包括診療加算」は、
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