厚生労働省は25日、2022年度の病床機能報告で病棟・診療所単位での非稼働病棟(休棟)のベッドが全国で3万床を超えたことを、「第8次医療計画等に関する検討会」のワーキンググループに報告した。同省は非稼働病棟への「適切な対応」を都道府県に求めており、会合では休棟の病床の状況を調べるべきだとの意見が出た。【松村秀士】
22年度の病床機能報告の結果(速報値)によると、病棟・診療所単位で「休棟」と報告された病床が同年7月時点で全国に計3万1,835床あった。
非稼働病棟の病床数は、地域によってばらつきがあり、病床機能報告での許可病床数に占める割合を都道府県ごとに見ると、
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