全国自治体病院協議会(全自病)は13日、全国の自治体が運営する173病院のうち54病院(31.2%)で、2022年度の看護師の離職が1月末の時点で増えているとするアンケート結果を公表した。離職の原因としては、「新型コロナへの対応が影響している」と54病院中24病院(44.4%)が答えた。【兼松昭夫】
全自病の竹中賢治副会長は、この日の記者会見で、22年度の看護師の離職率が通常の倍近くになるとの見方を示した。
また、新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類に移行する5月8日以降の対応に関する質問では、175病院の46.3%に当たる81病院が、発熱外来を継続するか「検討中・その他」と答えた。「発熱外来を継続」は47病院(26.9%)、「一般外来で対応」は19病院(10.9%)だった。
新型コロナの入院患者の受け入れでは、
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