助産師が本来の専門性を発揮できているかを把握するため、日本看護協会が行った調査によると、産婦人科以外の診療科を含む混合病棟で正常分娩に携わる助産師1,231人の16.2%が、産婦人科以外の患者のナースコールや看取りなどに対応するため「産婦」へのケアを分娩第2期に中断することが、「いつもある」と答えた。【兼松昭夫】
「時々ある」の19.0%を合わせると、この時期にケアを中断することが「ある」が全体の35.2%を占めた。リスクの高いお産が多い「総合周産期母子医療センター」(86人)でも、「いつもある」が16.3%を占め、「時々ある」は25.6%だった。
分娩第2期は、
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