自民党の「出産費用等の負担軽減を求める議員連盟」は4日、出産費用に医療保険を適用した上で、自己負担が生じないようにする内容の提言案をまとめた。2026年の保険適用を求めている。医療機関が多様なサービスを提供できるように、保険診療と保険外診療の併用を例外で認める「保険外併用」を個室や特別食に使えるようにすることも提案した。【兼松昭夫】
提言は、子ども政策の抜本的拡充の一環。子育て世代の経済的な負担を可能な限り減らすため、議連では「お財布のいらない出産」(出産費用の無償化)を掲げた。正式な提言を近くまとめ政府に実現を働き掛ける。
出産費用を巡っては厚生労働省が
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