日本病院会など15団体の日本病院団体協議会は24日、2024年度の診療報酬改定に向けて5項目を盛り込んだ要望書(第1報)を加藤勝信厚生労働相宛てに提出した。光熱費や物価の上昇によって病院経営が逼迫している上に、医療従事者の処遇改善を実現させる必要があるとして、入院基本料の大幅な引き上げを求めた。【兼松昭夫】
日病協による要望は、入院基本料の引き上げのほか、▽感染対策へのさらなる評価▽病院によるICT(情報通信技術)推進のための評価▽入院時食事療養費の適切な設定▽介護専門職の病棟配置への評価-の各項目。
ICTの推進に関しては、国が進める医療DX(デジタルトランスフォーメーション)が効率的な医療提供体制を整備する上で「非常に重要」だと指摘した。ただ、
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