第211回通常国会が23日に召集された。加藤勝信厚生労働相は同日の閣議終了後の記者会見で、医療機関による「かかりつけ医機能」の発揮を促す新たな仕組みを創設する全世代型社会保障制度の関連法案など厚労省所管の法案6本の早期提出を目指す方針を示した。全世代型社会保障制度関連法案は2月中旬までに提出したい考え。【兼松昭夫】
通常国会の会期は6月21日までの150日間。厚労省が所管する6本の法案のうち医療関連は3本で、「日本版CDC」創設の「国立健康危機管理研究機構法案」も提出する。国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを統合し、新たなパンデミックが起きた時に対応できるように政府の司令塔機能を整備する。
加藤厚労相は会見で、
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