介護サービスを中心に提供する3,289の社会福祉法人の4割超が2021年度に赤字だったとする集計結果を福祉医療機構が発表した。赤字法人の割合は16年度以降の6年間では最も高い。【兼松昭夫】
福祉医療機構では、貸付先の8,351法人から提出された21年度決算のデータを集計した。業態別の内訳は、介護主体が3,289法人、保育主体が3,159法人、障害主体が1,360法人など。
集計結果によると、介護主体での赤字法人の割合は、20年度の33.3%(3,346法人)から6.8ポイント上昇し、21年度は40.1%と4割を超えた。赤字法人の割合は16-20年度には30%台で推移していて、21年度はこの6年間で最高になった。
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