日本医師会の松本吉郎会長は11日の定例記者会見で、2024年度が医療界にとって重要な年になるとの認識を示した。診療報酬と介護報酬、障害福祉サービス等の報酬のトリプル改定と、医療計画や介護保険事業計画、健康増進計画の切り替え、医師の時間外労働に対する上限規制の開始などが重なるため。【兼松昭夫】
それらのうち、トリプル改定を巡る政府内の議論は年末の予算編成の過程で本格化する見通しで、「財源の確保が重要な課題になる」「2025年には団塊世代の全員が後期高齢者になることから、医療と介護が連携して全ての世代が安心して暮らせる地域作りの礎にするべきだ」などと指摘した。
ただ、
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