全国の671病院による2021年度の損益は、新型コロナウイルス関連の補助金の収入を含む経常収支ベースで、それら全病院の稼働病床100床当たりの平均で2億463万円の黒字を確保していたことが、日本病院会など3団体が合同で行った調査で分かった。ただ、補助金の収入を含めない医業収支ベースでは平均1億7,665万円の赤字だった。【兼松昭夫】
新型コロナの感染が各地で拡大し始めた20年度の医業収支は100床当たり平均で2億1,357万4,000円の赤字、経常収支は1億976万5,000円の黒字だった。医業収益の赤字幅は21年度に縮小したが、2期連続での赤字となった。
日病の相澤孝夫会長は19日、オンラインで開いた定例記者会見で、
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