厚生労働省医政局の安藤公一医薬産業振興・医療情報企画課長は29日、新たに設置する「医薬品の迅速かつ安定的な供給のための流通・薬価制度に関する有識者検討会」では、問題となっている後発医薬品の安定供給問題と共に、財政制度等審議会からの指摘も踏まえて、薬価制度そのものの在り方を議論していく考えを示した。医療用医薬品の流通改善に関する懇談会で説明した。中央社会保険医療協議会での議論の前提とする。【ライター 設楽幸雄】
有識者検討会の設置は、製薬産業などと政府との意見交換の場である「革新的医薬品等創出のための官民対話」の6月14日の会合で、後藤茂之厚労相が明らかにした。
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