日本医療機能評価機構はこのほど、医療事故情報収集等事業第69回報告書(2022年1-3月)を公表した。分析テーマで「患者間違いに関連した事例」の中から、「患者にモノを投与する/使用する/渡す際に発生した事例」を取り上げ、注意を促している。【新井哉】
報告書では、19年1月から21年12月までに報告された医療事故情報の93例、21年7月から12月までに報告されたヒヤリ・ハット事例の37例の状況を分類。医療事故情報、ヒヤリ・ハット事例共に薬剤の報告が最も多かった。医療事故情報の薬剤(56件)の種類の内訳を見ると、内服薬(32件)が最も多かった。2番目に多かったのは注射薬(21件)だった。
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