日本医療機能評価機構は6日、薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の「共有すべき事例」(2022年No.5)を公表した。手術予定の患者へのバイアスピリン錠100mgの処方で疑義照会を行い、処方日数が変更になった「手術前の服薬休止」のケースを取り上げている。【新井哉】
「共有すべき事例」によると、80歳代の患者にバイアスピリン錠100mgが他の薬剤と一緒に30日分処方された。患者から、手術の予定があることや、手術を行う医師から手術予定日の7日前からバイアスピリン錠100mgの服用を中止するよう指示されたことを聴取。処方医に疑義照会を行ったところ、バイアスピリン錠100mgの処方日数が23日分に変更された。
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